こんにちは
「漢方であなたを元気に!」の酒見です。
時間を見つけては野山に一人自然観察に出かけています。
猛暑の季節、日中歩き回るので熱中症対策に「麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)は必携です。
私は経口補水液に麦味参顆粒を溶かして持ち歩いています。
これで何度も救われました((笑))
先月ツチアケビを見に行ってきました。
図鑑でしか見たことがなく、いつか実物を見てみたいと思っていたので。
変わった植物ですよね~。ランの仲間の腐生植物です。
右の画像は花のアップです。
なるほどランの仲間だというのが分かると思います。
花期は終わりがけで、実になっている部分もありました。
和名の由来は果実の形がアケビに似て、土から直接はえているからだとか。
つる性の木になるアケビとは関係ありません。
赤く細長いのが果実です。季節が進めばもっと赤くなるでしょう。
果実の形がトウガラシに似ているからと、別名ヤマトウガラシとも呼ばれます。
ウインナーソーセージみたいだという人もいます。ピッタリですね。
この果実は「土通草(どつうそう)」という生薬になります。
アケビのつるの生薬名「木通(もくつう)」に対しての名前でしょう。
木通は利尿作用にすぐれた生薬ですが、この土通草も秋にもっと成熟した果実を煎じて利尿や強壮の目的で用います。
また煎じ液で湿疹の部分を洗うと効き目があるといいます。