認知症
東日本大震災のあと、特に被災地では認知症が疑われる人の数が増えているそうです。
認知症の発症は概ね50代以降の人に起こります。脳内の血流不足が背景にあるといわれています。
また認知症の約7割を占めるアルツハイマー型認知症ではアミロイドβ(ベータ)というたんぱく質が脳内に沈着することにより発症するとの説が有力で、脳から血液中に流れ出るアミロイドβを検出して早期発見につなげる研究も進んでいます。
当店では、脳の血流だけでなく、中医学の基本である「陰」と「陽」のバランス、特に「陽の放散力」が勝り、「陰の収縮力」が相対的に弱くなることによって起こると考えています。
記憶が放散してバラバラになるので、物忘れに始まり、「物事の手順が分からない」「自分が今どこにいるのか解らない」など、関連する情報を引き寄せて繋げることができなくなるのです。
降圧薬や心臓病薬の多くは血管を広げて血液を流れやすくするお薬ですが、ちょっとイメージしてみてください。
血管をゴム風船だとすると、膨らませた直後は弾力がありますが、時間が経って空気が抜けたゴム風船はぶよぶよで収縮力がなくなり、だらしなくなってしまいます。
血管が伸びきったゴムのようにだらしない状態が長年にわたって続くと、収束力を失い、そのことが認知症を発症する可能性を高めてしまうのではないかと危惧します。
中医学では脳は「腎」に属します。「腎」は生命力の源であり、西洋医学でいう腎臓の働きのほか、生殖機能や骨を主ります。さらに骨は髄(骨髄)を生じ脊髄を通って脳と連絡をしているのです。
改善策は「陰の求心力を養う」ことと「脳の器質を保つ」ことが大切です。
そして何より認知症の根底には精神不安が潜んでいることを忘れてはなりません。
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2024年10月休業日
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※実施日が火曜日に変わりました。
●中医学基礎/薬草講座
実施日:10月23日(水)
時間:9:30a.m.~
参加費:500円
今月は野外観察会を行います。
※ 中国医学の基礎的な理論と季節の身近な野草(薬草)について知識を深め、さらに季節の特徴を加味した養生粥を作って食します。
※上記の参加費は災害被災地に義援金として寄付しています。
昨年度分は能登半島地震被災地に日本赤十字社を通じて送金いたしました。