自律神経のバランス
中医学では昼は陽、交感神経が盛んなので、私たちは活動することができます。
体温を少し上昇させ、脈拍数も多くなります。
夜になると陰、副交感神経が優位になり、体温が昼より少し下がり脈拍数が少なくなり眠りに入ることができます。
現代はストレスの多い社会環境で、ストレスは中医学でいう五臓の「肝(かん)」の働きを圧迫します。
「肝」はもともと伸びやかさが特徴なのですが、ストレスという目に見えない圧迫によって肝に過重がかかると、 肝の伸びやかさが阻害されます。
すると陰(副交感神経)と陽(交感神経)のバランスがくずれ、
交感神経が過度に興奮し抑制できなくなり、 耳鳴り、不眠、不安、動悸、ふらつき、目まいなどのほか、
ときに高血圧、のぼせ、頭皮の異常なかゆみといったさまざまな症状があらわれます。
改善させるには交感神経の高ぶり(陽の過亢進)にブレーキ(陰)をかけ、鎮静化を図らなければなりません。
中医学では真珠(しんじゅ)、牡蛎(ぼれい)、琥珀(こはく)、酸棗仁(さんそうにん)などが鎮静化に役立つ生薬として知られています。
自律神経はご本人の性格や置かれている環境、人間関係などの要因が複雑に影響していますので、漢方薬の助けを利用しながら、見えない圧迫に押し負けない精神を養う長期にわたるご本人の取り組みが欠かせません。
その取り組みを後押しするのも当店の役割です。
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2022年5月休業日
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2022年5月の催し物
ご案内
●リンパマッサージ体験
実施日:5月17日(火)
時間:14:00~16:00
お一人様20分/500円
※実施日が火曜日に変わりました。
●野外薬草講座
実施日:5月18日(水)
目的地:津古の森
時間:10:00~12:00
九州歴史資料館集合
※コロナ感染状況をみながら、密を避け順次開催して参ります。
※上記の参加費は災害被災地に義援金として寄付しています。