こんにちは!
「漢方であなたを元気に!」の酒見です。
秋が深まってきましたね。朝夕少しずつ冷え込みが強くなってきたようです。
インフルエンザも変異型の出現が確認され、しかも例年に比べて感染者の増加が早くから始まったようで、今夏の猛暑が要因の一つではないかと言われていますがどうなんでしょう?
秋冬は空気が乾燥し気道粘膜はもろにその影響を受けて乾燥しがちになります。粘膜の潤いが不足すると呼吸によって入ってくる細菌やウイルスを粘液が十分に吸着することができなくなり、粘膜上で増殖することで炎症がおこり、発症に至ります。
とにかく予防策は人混みを避ける、手洗い、うがい、マスク着用、部屋の換気をこまめに・・など、今までやってきたことの繰り返しです。
センダンの実がだんだん色づいてきました。左の画像はまだ熟す前の実なので緑色ですが、秋の抜けるような青空に映えて美しいです。
この実は鳥たちの食料になるのですが、冬が近くなるまで実が残っていることがあります。
実の中の種(果核)は割に大きくて硬く、数珠の材料になるそうです。
果肉を生のまますり潰したものは、ひび、あかぎれ、しもやけに利用できます。カラスウリやヘクソカズラの果肉と同じ働きですね。
胃痛や腹痛には乾燥させたものを煎じて服用します。
下の画像は別の場所のものです。ずいぶん実がたくさんついていて色づきも進んでいます。
樹皮は虫下しに利用されます。
初夏には淡い紫色の上品な花をたくさんつけるセンダン。
「栴檀は双葉より芳し」の栴檀は白檀のことで、センダンとはまったく別物なんですね。
サネカズラの赤い実は濃い緑色の葉とのコントラストで、パッと目を引きます。
なんて可愛らしいんでしょう。
まるで和菓子の鹿子のよう。
この実もやがて鳥たちのごちそうになるでしょう。
ビナンカズラ(美男蔓)という別名のほうが馴染みがあるかもしれませんね。
蔓を切ると粘液が出てきます。この液を昔は髪を結うための整髪料として使ったので、美男~という呼び名がついたのでしょう。
生薬の五味子(ごみし)の代用に利用されることがあります。
五味子そのものは五種類の味がするとの意味ですが、酸味がもっとも強く、収斂作用に優れています。漢方処方の「六味丸(ろくみがん)」の仲間や、のむ点滴薬の異名をもつ「生脈散(しょうみゃくさん)」=商品名「麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)」に配合されています。
サネカズラの実は五味子ほどの酸味は感じられません。実の中には白っぽい種が一個入っていて、その形が私には小さなアンモナイトのように見えて、海を連想させるので不思議な感じがします。
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