こんにちは!
「漢方であなたを元気に!」の酒見です。
予告していました3月の中国医学入門と薬草講座を行いました。
今年は桜の開花が少し遅れ気味のように感じますが、春は来ています。
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モクレン
明治時代に渡来した中国原産の木本で、この花の蕾を薬用にします。
生薬名は辛夷(しんい)。
鼻づまりや鼻炎、蓄膿症に利用されます。
『大和本草』の著者、貝原益軒は辛夷を「コブシ」としていますが、江戸時代にはまだモクレンは渡来していなかったのです。
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レンギョウ
早春を華やかに彩る黄色い花。詩人の高村光太郎氏はこの花が好きで、彼が亡くなったときお棺の上にこの花を添えたと伝わっています。
雌雄異株で、花柱(めしべ)の長さの違いで短花柱花(たんかちゅうか=雄株)と長花柱花(ちょうかちゅうか=雌株)とを傍に植えないと実がつかないそうです。
実を薬用にします。生薬名もそのまま連翹(れんぎょう)。
炎症を鎮める働きに優れていて、風邪やインフルエンザで喉が痛むときに効果を発揮する漢方処方「銀翹散(ぎんぎょうさん)」に配合されています。
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アミガサユリ
名前の通り花びらの内側が網目模様になっています。
別名のバイモユリでご存知のかたもいらっしゃるでしょう。
生薬名は「貝母(ばいも)」。鱗茎が咳止めになります。
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●リンパマッサージ体験
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※実施日が火曜日に変わりました。
●中医学基礎/薬草講座
実施日:9月19日(木)
時間:13:30p.m.~
参加費:500円
8月の講座はお休みです。
※ 中国医学の基礎的な理論と季節の身近な野草(薬草)について知識を深め、さらに季節の特徴を加味した養生粥を作って食します。
※上記の参加費は災害被災地に義援金として寄付しています。
昨年度分は能登半島地震被災地に日本赤十字社を通じて送金いたしました。