こんにちは!「漢方であなたを元気に!」の酒見です。
コロナ感染拡大が続いて、身辺にも感染の波が押し寄せてきている感があります。
先々週、先週と二週続けて孫たちが通う学校で学級閉鎖になりました。
濃厚接触者はいないとのことでしたが、「いない」とどうして断定できるのだろうかと、個人的には???
感染しても無症状の、いわゆる不顕性感染はありうるのではないか?
福岡県では蔓延防止等重点措置が3月6日まで延長されましたね。
現在流行しているのはオミクロン株とデルタ株の両方の特徴をもっているそうです。
なので、高齢者を中心に重症化するリスクが高いのだとか。
そんな状況でほぼ冬眠しているクマのように大人しくしていましたが、そろそろ始動です。といっても庭の植物たちの芽吹きを観察です。
ソシンロウバイ。例年より約一カ月遅い開花です。
ピークは過ぎましたが、まだまだやさしく上品な香りを漂わせています。
生薬辞典によれば、蕾は蠟梅花(ろうばいか)という生薬になり、咳止めや火傷に効果があるとか。
アマナの新芽、去年より沢山出てきたので、花がたくさん咲いてくれるといいな~と楽しみですが、若葉が2枚出た株でないと花が咲いてくれないのです。
日本のチューリップとも称されるアマナの花は派手さはないけれど、個人的に大好きな野草です。
昔は鱗茎を救荒植物として利用したようで、甘味があることからアマナ(甘菜)の名がついたのでしょう。
左の画像は昨春に近所で撮ったものです。
生薬名は光慈姑(こうじこ)。
でんぷん質に富み、滋養強壮や咳止めの働きがあります。
ウツボグサの葉です。
早春はこんな姿なのですね。
初夏、紫色の花が咲いているときにはすぐに分かりますが、今は気をつけていないとうっかり踏みつけてしまいそうです。
右の画像が花です。
真夏には花穂が茶色に枯れたような姿になるので、生薬名は夏枯草(カゴソウ)。
利尿作用に優れているのと、炎症を鎮める働きがあります。
この草を使って瘰癧(るいれき=頸部リンパ腺炎)を治療したという中国の民話が残っています。
こうして庭に小さな春を見つけると、季節が少しずつ進んでいるなと感じます。
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2024年12月休業日
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●リンパマッサージ体験
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※実施日が火曜日に変わりました。
●中医学基礎/薬草講座
2025年
実施日:1月16日(木)
時間:13:30p.m.~
参加費:1,000円
※ 中国医学の基礎的な理論と季節の身近な野草(薬草)について知識を深め、さらに季節の特徴を加味した養生粥を作って食します。
※上記の参加費は災害被災地に義援金として寄付しています。
昨年度分は能登半島地震被災地に日本赤十字社を通じて送金いたしました。