こんにちは!
「漢方であなたを元気に!」の酒見です。
外の風は少々冷たく感じる昨今、我が家の庭を眺めてみると、春の気配がそこかしこに!



アマナというユリ科の野草です。最近はずいぶん少なくなりました。
鱗茎が甘いというのが名前の由来です。
その鱗茎には抗腫瘍作用や抗痛風作用があるそうです。生薬名は光慈姑(こうじこ)。
小さなチューリップのような地味な花を咲かせます。去年より新芽が沢山出ているので、花もたくさん咲くかも。楽しみ!
ホトケノザ
春の七草でいうホトケノザとは別物です。春の七草のほうはコオニタビラコというキク科の植物。
こちらはシソ科で、茎が四角形なのが特徴です。
この草の種子の端にはアリが好む脂肪酸がついていて、繁殖範囲を広げるためにアリを利用しているのですね。
生薬名は宝蓋草(ほうがいそう)。昔は骨折や打撲傷に利用したのでしょう。
オオイヌノフグリ
青い星を地上にちりばめたような可憐な花を咲かせるのに、その名前は気の毒。種子の形からつけられた名前です。
個人的には「落星草」という名前で呼びたいと思うのですが、落星草はノキシノブの別名なのです。残念。
生薬名は腎子草(じんしそう)。疥癬や子供の陰嚢の腫れに煎液で洗うと中国の生薬辞典に記されています。
現代ほど西洋薬が発達していない時代には、このような身近な植物をさまざまな病気に用いていたのですね。
こうして季節は確実に進んでいきます。
桜の開花予想も今年は3月中旬とのこと。
春の訪れはいつもワクワクしますね。
メニュー
お問い合わせ
TEL/FAX
092-927-2693
メールアドレス
kanpodegenki@gmail.com
営業時間
平日 10:00~19:00
土・日・祝 10:00~18:00
定休日 毎週水曜日
※中国医学研修のため、月に1~2回臨時休業することがあります。予めご了承下さい。
2021年1月休業日
20,27
2021年1月の催し物ご案内
●リンパマッサージ体験
1月は中止いたします。
●薬草講座
1,2月はお休みです。
3月17日(水)
目的地:未定
※コロナ感染状況をみながら順次開催して参ります。
※上記の参加費は災害被災地に義援金として寄付しています。