Top画像

 · 

九大の森

こんにちは

「漢方であなたを元気に!」の酒見です。

 

5月の連休明けに、所用で201号線バイパスを北九州方面に向かって行く機会があったので、ちょっと寄り道して、いま話題になっている九州大学演習林内のヌマスギを見てきました。

 

平日の朝の早い時間だったからか、人はまだまばらでした。

前日が雨模様だったので、長靴で林道を歩いていくこと500メートル余り・・・噂通り、独特な雰囲気に包まれていました。

 

幹の根元の左側にいくつもの突起が見えています。気根という呼吸するための根なのですね。

 

生命のエネルギーが伝わってきます。

ヌマスギも素敵ですが、元々野草好きが高じて薬草の道に進んだ私としては、足元の草にも目がいきます。

これはシロバナマンテマでしょうか?

ヨーロッパ原産のナデシコ科の野草で、『山と渓谷社』の図鑑によれば、江戸時代末期に渡来し、庭に植えられていたものが野生化したのだとか。

 

赤やピンクの花のマンテマは道端でよく見かけますが、白いのは初めて見ました。

マンテマの学名上の母種がシロバナマンテマだそうです。

 

こちらはミゾコウジュのようです。

最初はイヌコウジュかと思いましたが、花の咲く時期や花の色が違います。

「ミゾ」(溝)とつくように、湿地に生える植物で、ヌマスギの池に流れ込む細い水路に咲いていました。

シソ科の野草で、準絶滅危惧種だそうです。

 

こういう希少な野草に出会えると、嬉しくてワクワクします。

今まで希少種を見つけても、開発によってその生息地がなくなってしまったという悲しい経験が少なからずあったので、この環境がずっと保たれることを願うばかりです。

 

生命体の根源は「水」なのだから。

 

こんなありふれた野草も生えていました。

ヘビイチゴです。真っ赤でかわいらしい実ですね。いかにも美味しそうですが。

その名前から「ヘビが食べる」とか、「毒がある」などと誤解されることもありますが、ヘビは食べないし、毒もありませんが、まずくてとても食べられたものではありません。

メニュー

お問い合わせ

TEL/FAX

092-927-2693

メールアドレス

kanpodegenki@gmail.com

営業時間

平日    10:00~19:00

土・日・祝 10:00~18:00

定休日   毎週水曜日

※中国医学研修のため、月に1~2回臨時休業することがあります。予めご了承下さい。

 

2024年4休業日

 定休日:3,10,17,24

 

5月休業日

 1,3~6(GW),8,15,

 22,29

 

 

イベント

   

リンパマッサージ体験

 実施日:(火)

 時間:14:00~16:00

 お一人様20分/500円

※実施日が火曜日に変わりました。

  

中医学基礎/薬草講座

 実施日:4月24日(水)

  時間:9:30a.m.~

   目的地:天拝歴史自然公園

 参加費:500円  

 

※ 中国医学の基礎的な理論と季節の身近な野草(薬草)について知識を深め、さらに季節の特徴を加味した養生粥を作って食します。

 

※上記の参加費は災害被災地に義援金として寄付しています。 

昨年度分は能登半島地震被災地に日本赤十字社を通じて送金いたしました。